【ウマ娘】タウラス杯でハルウララを使うのは悪という風潮?

あるかもしれない(適当)

 

ごめんなさい、ちょっと喧嘩を売るようなタイトルになってしまいましたが、思うところがあり書いてみたいと思います。(不愉快な表現が出てきたらごめんなさい)

 

 

ハルウララを使うと勝てる」(意訳)という誤情報と私

 私は情報収集のために主にTwitterで検索しているのですが、「タウラス杯でハルウララを使うと先頭の距離が一定に保たれる仕様のせいで前が団子になって云々」みたいなツイートを見かけました。

 私はこのツイートを見かけたのは、理解されないかもしれませんが、「ハルウララを使う戦略はどうだろう」と思い、実際やってみた後、同じことを考えている人が他にいないかを探して見つけたのです。

 確か、団子に関するツイート(以下団子ツイートと呼びます)は私のツイートの2時間くらい前のものです。そのツイートを見つけたとき、団子のことはよく覚えていませんが、「あ、なんだ、他にもウララ使う人がいるのか、残念」と思いました。

 ところが、件の団子のツイートに対するリプや引用RTの内容を見ると、散々な言われようでしたそのツイートは現在削除されていると思われるので正確ではないですが、次のような意見が主だったと思います。

  (2021/5/20追記:上記は私の思い込みでした。まず私が見た団子ツイートは以下のように残っていましたので引用します)

 リプはそうでもないのですが、引用RTと、普通にTwitterで「タウラス ウララ」などで検索できる反応を見ると、主に以下のような意見であったと思います。

  • ウララをタウラス杯に出すやつは人の心がない
  • ウララを出すやつは馬鹿、雑魚
  • ウララかわいそう(ハルウララ金策と重ねて)←ちょっと分かる

 団子ツイートが出た当時は、まだその内容が正しいかどうか検証はされていませんでしたが、上記のようなリプを飛ばしている人はおおむねその内容を信じているようでした。結局数時間後に検証されている方や、実際やってみた方が「そんなことはない」と否定していたりして、勘違いであったことが分かったわけです。(以下が実際に検証された方のツイートです)

 ところが、この誤情報に対する批判は(少なくともTwitter上では)しばらく収まりませんでした。想像するには、この情報を知った人が、実際に試してみて、それを見た人が何事かと検索して情報を探し、事の顛末を知って、やはり上述のような感想をもち、さらにその事実を知る人が増え…という連鎖が2日くらいは続いたように思います。

ウララを出すことが悪い、にはいろいろ意味がある?

 私もウララを使うことを思いついた一人だという認識があったため、この誤情報が叩かれまくっていることは少なからず傷つきました。

(当時の愚痴なんで許してください…)

 

 冷静に考えると、多分団子ツイートに対する批判も、いろんな意味が混ざっていると思いました。私が思いつくのは次のようなことです。

  1. ウララをトレーニング失敗しまくってステを1にまでして出すのはひどい
  2. 芝適性のないウララを出して有マみたいなことをさせるのがひどい
  3. ウララを不正のために利用しているのがひどい(※団子の仕様が不正と思った方が少なからずいた)
  4. 勝つための走りをさせないのがひどい

 上記は一言で言えば「ひどい」なのです。特にTwitterは言いたいことだけ言う(文字数が少ない)ツールかなと思うので、短く書くと「ハルウララをタウラス杯に出すのはひどい」となると思います。

 そして、実は私がハルウララをタウラス杯で使いたいと思ったのは、デバッファー(デバフ要員)として使いたいと思っていたからで、上記で言うところの2と4の批判が自分に刺さる思いでした。そんなわけで、団子ツイートに対する批判があたかも自分に対するもののように受け止められました。

ハルウララを使うのは悪いのか?

 これが本題なのですが(長々とごめんなさい)、どうでしょう? いろいろ考えてみたのですが、私の結論としては次のようなものです。

  • ウマ娘ゲームとして遊んでいる人は、悪いと思う人の割合が小さい(かも)
  • そうでない人は、悪いと思う人の割合が大きい(かも)
  • ウマ娘のプレイヤーの大多数は後者(かも)

 私は前者のタイプの人間で、ウマ娘のプレイヤーの中では少数派なのだと理解しました。どういうことかを説明します。

 団子ツイートに対する批判(と私が思ったもの)を再掲します。

  1. ウララをトレーニング失敗しまくってステを1にまでして出すのはひどい
  2. 芝適性のないウララを出して有マみたいなことをさせるのがひどい
  3. ウララを不正のために利用しているのがひどい(※団子の仕様が不正と思った方が少なからずいた)
  4. 勝つための走りをさせないのがひどい

 非常に申し訳ないことを言うかもしれないのですが、私は1~4のいずれについてもひどいとは思わない人間です。

 「お前は不正を容認するのか!?」と怒られそうですが、私はゲームの不正は大嫌いです。私は自分でハルウララを使っていたので、件の先頭集団が団子になって逃げが潰れるという現象が発生しないことを体感で理解していました。というか、私は逃げマックイーン、先行ライス、デバフウララで予選を戦っていました。(ツイートを再掲)

 (デバフウララはいわゆるGウララではないため、正確には同条件ではありませんが、ウララだけ離されるという点では同じだろうと安易に考えていました。それは軽率でごめんなさい) なので、3は不正ではないと体感では理解していましたし、たとえ団子現象が事実であったとしても、それが仕様かどうかをユーザがその場で判断することはできないと考えている人間なので、すぐにそれが不正だとは判断しません。(これは難しい問題だと承知していますが、何が不正で何が不正でないかは最終的には運営が判断することだと理解しています) なので3については、本当だったら見つけた人はすごいなあという感想です。

 1と2については本質的には同じと思っていて、いわゆるウララ虐がよろしくない、見るのは不快だということなのかなと理解しています。(※ちなみに私はウララ金策はやったことがありません。)

 改めてタウラス杯に出場するときのウララの元気いっぱいの声を聴くと、確かにちょっとかわいそうな気持ちにもなってきます。ウララ金策の話を見たときも、「ひどいトレーナーがいるもんだ…」という程度には感情移入はできていたとは思います。

 ただ、なんと(私の)都合のよいことに、それとこれは別、という一言で片付いてしまう感情なのです。「ウララがかわいそうだから○○はできない」とならないのは、おそらく私がウマ娘をゲームとして遊んでいるからだと思っています。特に他人と競うゲームとして、ということです。つまり「ゲームだから」という一言で、それがゲームとして必要な行為であればできてしまう、少なくともやってみようと思うタイプの人間なのだと思います。前述したように、そういう人間は少数派なのかもしれないと理解していますが、Twitter上にも同じような考え方をする方が少しですがおられると思います。これは最終的に4に繋がる話となるため、続いて4の話をします。

 「4. 勝つための走りをさせないのがひどい」という意見は、実はウララに対してだけではなく、いわゆるデバッファーに対する感想としてしばしばTwitterで見られます。予選の最初の方がそうでもなかったと思いますが、いわゆるネイチャやグラス、会長といったキャラの強力なデバフスキルが目立ってきました。その究極系は、自分の勝ちを捨てて(賢さを上げて他は適当に上げる)、デバフに特化させるという育成です。そのような純デバッファーが目立ち始めてから、上述のような意見をよく見かけるようになりました。

 3の理由はともかく、1、2、4は結局のところ本質的に同じで、「全てのキャラは1位を目指すべきだ」という思いが込められている感想に思えます。おそらくそう思う方は多数派なのです。しかし、少数派と思われる私の考えとしては、「チームが勝つことを目指している」と反論します。「全てのキャラが1位を目指している」と「チームが勝つことを目指している」はイコールのようでイコールではない、という現実があるように思います。

 一言で言えば、方法論の違いということになると思います。「誰かが1位になればチームが勝ち」これは間違いないです。その実現方法として、「全てのキャラが1位をとれるようにがんばる」なのか「最も1位を取りやすいキャラとそのサポートを行うキャラを編成してがんばる」なのか、ということでしょう。

 これについては以下のはてなブログ記事がものすごく参考になりましたので紹介させていただき、私のどうでもいい説明は省きます。

 どうでもよい情報ですが、私がこの話をすんなり受け入れられるのは、これまで私がやってきたソシャゲがいろんな工夫が許されたものが多くて共感しやすかったということもありますが、の影響も大きいと思います。あれはまさに欧州競馬をベースにしたお話だったのかもしれないと思い始めました。

 

 で、結局お前は何が言いたいのかというと、ウララしかり、純デバッファーしかり、チームとして勝ちを目指すことは悪いことか?いや、悪いことではないのでは…?、ということなのです。ウララを使おうが、デバフ盛り盛りネイチャを使おうが、そのキャラたちが決して1位を取れない育成だとしても、それがチームとして勝つためのトレーナーの工夫であるならば、個人の感情はともかく、そのプレイングが悪いとは言えないのではないか、ということです。

 ウララをかわいそうと思ってはいけないとか、そういうプレイングに対して不快感を抱いてはいけないとか、そういうことではありません。個人の感情として、それを抱くのはしょうがない側面もあると思います。(人によると思います) ただ、思うのは自由ですが、敵意をもって公然とそういうプレイングを批判されるとちょっと悲しい(やんわり表現)、と、そういうことを思ったわけです。

 論理のすり替えをしているつもりはないのですが、そんな風になっている可能性があるので整理すると、チームとして勝つためにハルウララをタウラス杯に出場させるという行為は、プレイングとして認められてほしい、ということです。「ウララがかわいそうだから私にはできない」でよいのですが、それをできる人がいても、その人が血も涙もない社会不適合者だということにはならない、ということが言いたかったことでした。その人を理解してほしいとは言いませんが、その存在くらいは認めてほしいと、そのように思います。(大げさですみません)

 私としては、「タウラスにウララ入れることの何が悪いのか全く分からん」(原文ママ)と思っていましたが、それを悪いと思う人がいることは理解しようと思います。そうなると、最終的には「本当にそれで勝てるのか」ということが問題になると思います。ここまで長々と書いておいてなんですが、ゲーム脳的には「敗者に発言権はない」という言葉には賛同しています。つまり私は「チームとして勝つためにウララを入れる」という作戦をとっている人間ですが、そう思わない方も同じ人間です。お互いの主張が同時に成り立たないのであれば、その主張を通すためには結果を出す、つまり実際に勝って証明するしかないと思っています。

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勝敗やいかに…

 というわけで、あと8時間で一回きりの決勝が始まり、終わります。決勝ラウンドまで残っておられる方はがんばってください!

 惜しくも負けてしまった方は、次はもうちょっとマシなイベントがくることに期待しましょう!(全体にアンケートとかしないのかな…けっこう粗々なイベントだったと思いますし言いたいことは山ほどあります)

 

 いないとは思いますが、最後まで読んでいただきありがとうございました!不愉快な表現があったらごめんなさい。私が勝ったらドヤ顔してこくじんになりますが、負けたら逃亡者陣内ターボ師匠になりますので許してください。

 

 (2021/5/20追記:相手に恵まれたので勝てました。でもこくじんになれるほどよい内容ではなかったです。正直に言うと、ウララをデバッファーとして出したのは期待以上の働きをしてくれたと思います。しかし会長は差しで作ってしまい、順位が安定せずに独占力を発動できなかった(か単に賢さ抽選に漏れた)ため、期待した働きになりませんでした。つまりウララの方がデバッファーとして優れていたと考えます。会長は追込で再育成したいですが、そもそも会長の場合はデバフと勝つための育成を両立できる気もしてきたので、次回があるならウララ+追込ルドルフ+誰かで戦ってみたいです)